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計画案のスケッチ
住宅計画案のスケッチ

世界にひとつだけの 「我が家」を、一緒に作りませんか?

と言っても、奇抜な外観や超モダンなデザイン、アクロバティックな仕掛けの「家」を提案しているわけではありません。建物のたつ敷地は本来唯一無二のものですし、そこに住む人や家族、仲間達も固有の存在です。そして、そこでの暮らしや流れる時間・景色は、他には無い世界で唯一のものとなります。住宅設計は、そこに関わる人々の、過去の記憶や未来への思惑を糧に、空間造形物や周辺環境の実現を企ててゆく、まさにオリジナルな創作活動なのです。私達は、そんな企てに一専門家として参加させていただいて、ありったけの知識や経験・技能を活かし、真摯に取組んでゆくことを使命と考えています。

これまでの経緯

 住宅の設計を進める上で、設計者と依頼主、お互いの信頼関係がなによりも重要なものとなりますが、まずは自己紹介として、これまでの活動経緯を簡単にお話しします。

 大学を卒業後、恩師のアトリエに転がり込み12年後に独立、ネクサス・プランニング一級建築士事務所を設立しました。。東京都国立市に自宅兼事務所を構えましたが、すぐ手狭になってしまい、2年後には小平市の一橋学園に移転。そこで更に12年間、50歳になったのを期に故郷/浜松に帰ってきました。ここ佐鳴湖西岸の団地のはずれで、林を渡る風や雨の音、移り変る季節の色、月や星や雲、庭や池の生き物達と、何よりも好物のかみさんの手料理に癒されながら暮らしています。これまでの仕事は、おもに木造建築を中心とした住宅設計ですが、店舗や病院、介護施設等の設計も手掛けてきました。

 またその傍ら、1980年から恩師の勧めで、新制作展という展覧会のスペースデザイン部門に造形作品を出品。日頃の設計活動とは性格を異にする創作行為ですが、相互のバランスを取りながら継続しています。素材は木材・金属・樹脂・コンクリートと様々です。どれもローテクによる手作り作品で、白紙からの草案と最後の仕上げ・展示まで、生身の手応えや疲労の蓄積に達成感を感じています。

 もうひとつのベクトルとして、「旧浜松警察署」の保存活動や改修工事に携わったのをきっかけに、地域に遺った歴史的建造物や古い街並などの調査や保存・改修の活動にも参加する機会が増えました。地域の歴史や記憶への視線は、現在の住宅設計においても、欠かせない要素になるものと考えています。

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