top of page

問い合わせの多かった事項を、Q&A集にまとめてみました。

Q 1 まずは相談にのってもらうだけでも、OKですか?

 

もちろんOKです。家づくりは人生の一大事ですから、協力者の品定めは大切なことです。対面してお話をうかがい、何度かの遣り取りを経て、お互いの信頼関係を築くことから始まります。家を造るべきかどうか、新築か改築かの相談でもOKです。電話かメールでお声を掛けていただければ、当事務所でお会いできる機会を作ります。

Q 2 設計依頼するまでのプロセスは?

 

ご相談に乗った上で、敷地や現在のお住まいの様子をみさせていただき、最初の基本的な計画案を作成します。その後、何度かの意見の遣り取りののちに設計依頼をお決めいただくことになりますが、その間に、その時々の状況によりますが、当事務所で設計させていただいた住まいや、現在工事中の住まい見学する機会も作ることが出来ます。

Q 3 設計業務とは、具体的にどのようなものですか?

 

新築の場合、大別すると三つの作業内容となります。

1.基本設計--全体の方向性が決まる一番大事なプロセスです。敷地を調査・確認し、 住まの意向や希望・予算などをうかがった上で、大まかなスケッチの遣り取り

からまります。何度か繰り返すうちに、住まい手のイメージと設計者の意図とが合致してきます。最終的には、敷地全体の配置計画や各階の平面図、立面図、断面図などと共に、デザインの主旨説明のためのスケッチやパース図、場合によってはラフ模型も作成します。全体の予算配分や工程表等の資料も作成します.

 2.実施設計--さらに詳細な仕様や具体的な素材・寸法を確定し、工事を進める上で必要と図面を作成します。具体的な工事金額を見積るための図面でもあります。

大きく分けて3種類あり、見掛け上の各部分の姿や部材の取合いを表す意匠図と、建の骨組みを表す構造図、電気や給排水などの配置を表す設備図です。基本設計案をもとに、デザインの主旨を実現するため詳細にわたり検討し、図面化します。

 3.工事監理--実施図面をもとに見積調整をし、工事業者を選定。工事着手から竣工まで、場での監理業務を行います。具体的な素材や色は、この段階で決めて行きま。図面が現実化するにつれて、住まい手のイメージ・ギャップが顕在化

することも侭あり、その調整と部分変更の作業も必要になります。

テキストです。ここをクリックし

Q 4 設計料とその支払い時期は、どのようになりますか?

 

 一般的な住宅等の場合の設計料は、実行工事費×10%+消費税で算定します。

仮に実行工事費が20,000,000円なら、設計料は2,000,000円(税抜き)となります。ただし、設計契約の段階では実行工事費が確定しませんので、概算工事費をもとに設計料を算定、工事が進み実行工事費が確定した段階で精算することとなります。

 支払い時期は、設計契約時に全体の15%。基本設計終了時に15%。実施設計終了時に40%。工事監理中間時に15%。工事監理終了時に15%を目安としています。工事監理業務は期間が長くなるため、2回の分割としています。

 ※増改築工事の場合は、状況に応じて設計料を見積らせていただきますが、現況調査な作業内容が多岐にわたる場合が多く、工事費の15%程度をおよその目安としていただければと考えます。

 ※鉄筋コンクリート造、木造3階建てなど、構造専門家に依頼する必要があるものについては、別途、構造設計費用が発生する場合があります。

 ※確認申請などで必要となる役所手数料は、別途請求とさせていただきます。

Q 5 設計と工事の期間は、どの程度かかりますか?

 

 基本設計に3ヶ月、見積調整を含め実施設計に3ヶ月程度は、最短でもかかるとお考え下さい。基本設計に1年以上も掛かったケースもあれば、途中の計画変更で実施設計に1年以上も掛かったケースもあります。工事期間に関しては、地盤改良や地下工事、造成工事、擁壁工事など特殊な場合を除いて、木造2階建て/40坪程度の規模で6ヶ月くらいが標準です。

Q 6 工事業者は、どのように選定しますか?

 

 特にご要望がなければ、建てられる地域や設計内容を考慮し、こちらから信頼できる工務店を紹介します。また、お知り合いの工務店などに工事依頼したい場合は、その方の仕事なりを拝見し、打合せの機会を設けながら、図面の意図を確実に工事に反映していただけるか判断させていただきます。いずれにしても、工事予算の前提の中での選択になりますから、慎重な作業となります。必要に応じて、何社かに見積依頼をするケースもあります。

Q 7 敷地の選定にも、つきあってもらえるのですか?

 

 敷地が決まってからのご相談が望ましいのですが、現在、決めかねていて、2~3箇所の現地を一緒に見に行ったケースもあります。お気軽に相談くだされば、判断材料となる意見や感想を伝えることは出来ると思います。ただ、どんな敷地でも、その個性を重視しつつ、そこに見合った計画が展開できるものと考えています。

Q 8 古民家の改修工事でも、相談に乗ってもらえますか?

 

 興味のある分野でもあります。是非、お声掛けください。改修工事の可能性を判断する調査業務も行っています。部分改修、全面改修、部材活用などなど、場面に添った提案が出来るものと考えています。

bottom of page